「あんまり大きくは言えないと思うんですけど…」
11月25日夜、安田氏に電話で話を聞いた。
――レアル・ソシエダとのスポンサー契約について。
「えっとー、なんか全体的に言うと、実はこう、ソシエダと私の方で話をしていて。私、元々エンタメの仕事をしておりまして、エンタメの仕事からの、派生として、スポーツっていうものが非常に面白いなという印象を受けていたのと、最近って巷で高額チケットだったり、多くの子どもたちが、なかなかその試合を観れないっていうハードルがあったと思うので。スポーツスマートの人材を創出しようっていうところから。『より深い関係にしたい』って言ったのがファーストアプローチだったのかなと思います」
――ファーストアプローチが今年の夏頃?
「あんまり大きくは言えないと思うんですけど、実はこの交渉期間って本当に1カ月ぐらいです。まぁ、向こう側も探してた、あのー、パートナーという部分が戦略的にこう決まっていく流れだとは思うんですけど」
――「安田財閥の安田善次郎氏の子孫だ」としているが、血縁関係はある?
「そうですね、たぶん安田家って見て頂くと、『なんとか郎』ってつく。一郎、二郎、三郎、郎がついてるのが、本家と言われてる家です。郎がついてると、本来、ビジネスをしちゃいけないんです。逆にビジネスをしている家系というのは、親戚だったり。ま、本当は僕の最初の名前はガンジ郎っていう名前で。いかつい名前すぎるので、慶祐になっていくと。まぁ、今となっては、ガンジ郎でもよかったんじゃないかと、みんな言うんですけど」
ところが、安田氏は水面下で様々な金銭問題を抱えていた。果たして、本人はそれにどう答えたのか――。
「週刊文春電子版」では、約45分間に及んだ安田氏との一問一答を掲載。経営する会社の資金繰り悪化や顧客との未払いトラブル、自宅や親族が所有していた物件への相次ぐ差押、レアル・ソシエダとの契約交渉などについて詳細に尋ねている。また、安田氏を巡る問題について、レアル・ソシエダから届いた回答についても報じている。
《自宅差押、未払いトラブル》 久保建英が所属「レアル・ソシエダ」のメインスポンサーに 「安田財閥の子孫」を直撃45分 「ソシエダには説明した」「祖母の同級生に美智子さま」 〈クラブから届いた回答は…〉
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