昨年12月27日発売の「週刊文春」は「松本人志と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題した記事を掲載した。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が「スピードワゴン」の小沢一敬(50)に女性を集めさせ、グランドハイアット東京のスイートルームで飲み会を開催。参加者のA子さんに対し、松本が「俺の子ども産めや」などと性行為を迫った様子を証言とともに詳報。さらに別の飲み会に参加し、同様の経験をしたB子さんの証言も掲載した。

 松本が所属する吉本興業に事実関係を尋ねる質問状を送ったが、期日までに回答は一切なかった。ところが、発売当日になり、同社は「当該事実は一切ない」とコメント。

松本人志 ⓒ時事通信

 その後、事態は大きく動き始める。

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〈とうとう出たね。。。〉と“勝利宣言”

 年が明けた1月5日、「週刊女性PRIME」が「松本人志の性加害疑惑を告発した女性『本当に素敵で…』『最後までとても優しくて』会合終わりにスピードワゴン小沢に送っていた“お礼メッセージ”」と題した記事を掲載。飲み会の直後、A子さんが小沢に対し、〈今日は幻みたいに稀少な会をありがとうございました〉〈松本さんも本当に本当に素敵で〉などと送信していたことを報じたのだ。その記事を受け、松本は同日、Xに〈とうとう出たね。。。〉と投稿。高らかに“勝利宣言”をしたのだった。

松本の投稿

  吉本関係者が語る。

「小沢さんは自身とA子さんしか入手できないLINEのスクリーンショットを芸人仲間に横流し。松本さんは『これを公開すればええやん』などと息巻いていた。しかし、松本さんはXに投稿することで飲み会の存在自体を暗に認めてしまい、結果的に吉本のコメントと矛盾が生じてしまった」(小沢の所属事務所は『LINEを流出、拡散させた事実はない』と回答した)