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『愛していると言ってくれ』で役者デビュー

 1978年12月23日生まれで現在45歳の矢田さんは、中学時代にスカウトされ芸能界入り。役者デビューは1995年の恋愛ドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系)でした。豊川悦司さん演じる聴覚障害を持つ主人公の妹で、兄を慕うあまり常盤貴子さん演じるヒロインにつっかかっていく役どころ。同ドラマが大ヒットしたこともあり、みずみずしい女子高生を演じた矢田さんにも大きな注目が集まりました。

『愛していると言ってくれ』(TBS公式HPより)

 その後は1997年の『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)や2000年の『やまとなでしこ』(フジテレビ系)など、人気ドラマへのレギュラー出演でキャリアを積んでいき、2002年の『マイリトルシェフ』(TBS系)で連ドラ初主演。

 ほかにも2003年の『白い巨塔』(フジテレビ系)や、2004年の『ラストクリスマス』(フジテレビ系)でヒロインを好演。恋愛ドラマ『ラストクリスマス』では織田裕二さんの相手役を務めており、この頃は「お嫁さんにしたい女優」と呼ばれ、パブリックイメージは絶好調でした。

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押尾学氏との“ショッキングな離婚”

 2005年の主演ドラマ『夢で逢いましょう』(TBS系)で、『やまとなでしこ』で共演していた押尾学氏と再共演して急接近。2006年に2人は結婚します。

 当時の押尾氏と言えば、赤裸々なベッド写真が流出するなど、芸能界の“問題児”でもありました。2人は2007年に男児を授かりますが、2009年に離婚。この離婚の顛末は相当ショッキングなものでした。

2005年末、ハワイに旅立つ押尾学と矢田亜希子

 東京都港区のタワーマンションで押尾氏と飲食店従業員の女性が合成麻薬・MDMAを服用し、相手女性が全裸で死亡するというスキャンダラスかつ痛ましい事件が発覚。押尾氏は逮捕され、矢田さんは事件を受けてすぐに離婚を発表したのです。

 矢田さんはその翌年には仕事復帰を果たしますが、イメージへの大打撃は免れませんでした。そこから芸能人として長い低迷期に突入するのです。