「今回のニュースで久々に榊原の名前と顔を見た時は、震えが止まりませんでした。ついにこんな事件を起こしてしまうとは……」
1月27日、その男の逮捕の一報を聞き、震えが止まらなかったのは元交際相手のA子さんだ――。
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愛媛県今治市の住宅で、ピアノ教室を営む冨田小雪さん(64)が首を斬りつけられて死亡する事件が起きたのは1月26日のこと。
翌日、県警は現場から連れ去られた次女(35)への暴行容疑で榊原正道容疑者(34)を逮捕した。榊原は次女の元交際相手だったとみられ、昨年11月には「別れたいけど別れられない」と次女が県警に相談していたことも後に判明。県警は殺人容疑での逮捕も視野に捜査を進めている。
不幸な死を遂げた小雪さんの人となりと次女との関係、榊原の直近の暮らしぶりについては#1で報じた。
A子さんが垣間見た榊原の鬼畜の素顔
榊原にはおぞましい過去があった。
「2011年、埼玉県に住む女性の自宅に侵入、殴るなどして1カ月の怪我を負わせたうえ、レンタカーに押し込み10日間監禁したとして、逮捕監禁致傷の疑いで逮捕されています。取調べで動機について『金が欲しかったから』と述べたといいます」(全国紙記者)
榊原の鬼畜の素顔を垣間見たのが、冒頭のA子さんだ。榊原と2013年から半年間付き合っていたという。
「榊原とは池袋で路上ナンパされて出会いました。最初は優しかったけど、別れる直前は毎日のように殴られていました」
目の周囲が大きく腫れあがった自身の写真を見せながら、A子さんが振り返る。そして、榊原と過ごした数カ月の地獄のような日々について明かしたのだった。
2月1日(木)発売の「週刊文春」では榊原が親しい人間に見せていた裏の顔と交際相手A子さんの証言を掲載。さらに逮捕された榊原からA子さんに送られてきた「あまりに身勝手な」15枚の手紙の内容を現在配信中の「週刊文春 電子版」では詳しく掲載している。
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