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「遺族側との協議が合意に至らなければ…」宝塚歌劇団「宙組」5月公演が“上演取りやめ” 製作協力のスクウェア・エニックスは「状況はかねてから注視している」

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会, 芸能

 昨年9月に宝塚歌劇団・宙組(そらぐみ)に所属する劇団員(享年25)が自死した事件で、劇団側と遺族側との協議が続いている。

 そんな中、5月17日から開幕する予定の宙組公演『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』の上演が取りやめになっていたことが、『週刊文春』の取材で分かった。

宙組(劇団HPより)

パワハラ認めるも“合意締結”は実現されず…

 2月27日の遺族側弁護士の会見では、遺族側が主張する上級生らによる15のパワハラ行為について、劇団側が「多くの行為がパワハラに該当する」と認めたことが明らかになった。

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昨年11月の遺族側弁護士の会見の様子 ©文藝春秋

 その一方で、劇団側は個々のどの行為をパワハラと認めるかを明確に示さず、協議が合意した場合の謝罪内容の公表の仕方などをめぐり両者の主張に隔たりがあり、現在まで合意締結に至っていないことも判明した。

 振り返れば、2月上旬、歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長は、「(遺族側との)交渉を続けて、双方、大きな違いはないところまできている。2月中には話し合いがまとまれば良いと思っている」と公の場で発言していたが、それが実現しなかった形だ。

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