今春の選抜高等学校野球大会の「応援イメージキャラクター」に抜擢された近藤結良。16歳ながら、5歳から子役として活動するなど芸歴は長い。
「小学2年の時、『RE:BORN』という映画のために地方で1週間撮影をしました。5時にメイク開始、20時に終了という長丁場で、泣いたり、監禁されたりの演技も必要だったし、台本がまるっと変更になったりも。初めてのことだらけすぎましたけど、本当に楽しかったんです」
小学6年で、ファッション雑誌『ニコラ』の専属モデルに合格。
「今年で『ニコラ』を卒業するんですが、学んだのは“自分を出そう”ということ。消極的だとやりたいこともできないし、みんなにどんどん抜かされちゃう。自分の意見を積極的に発信したら、企画が採用されたりして、嬉しかったですね」
今後は、女優としても活躍の場を広げていきたいそう。
「青春学園ドラマに出たいです。野球部のマネージャーに憧れがあるので、役として実現できたら。汗をかいた選手の皆さんにタオルを渡したり、ひたすらボールを磨いたり。満員の観客の中で実力を発揮できる皆さんはすごいと思います」
プロフィール
近藤結良/こんどうゆら
2007年6月22日愛知県生まれ。5歳から子役として活動する。NHK連続テレビ小説『あさが来た』(15年)、映画『RE:BORN』(17年)、NHKドラマ『トクサツガガガ』(19年)などに出演。アニメ映画『蟲師 劇場版 鈴の雫』(15年)やディズニー映画『ズートピア』(16年)では声優を務めた。19年に「ニコラモデルオーディション」でグランプリに選ばれ、専属モデルとして活躍中。