「お前ちゃんと聞いてんのかよ」と一方的にキレてくる
「渥美は一番先輩だったから、一番最初に降りるために助手席か左後方の席に座ります。そこから自宅まで5分ほどの短い時間に『どこ走ってんだお前は!』と唐突に絡んでくる。最初に『このルートでいいですか?』と聞いて『はい』と言っているんですけどね。『どこって〇〇でいいんですよね?』というと、それを無視して『お前ちゃんと聞いてんのかよ、運ちゃんよ?』と一方的にキレてくる。急に態度が変わって二重人格なんじゃないかと思いましたし、黙ってろと思いました。
後輩たちが渥美を諫めるんですが、怒り始めると手がつけられないようでしたね。そんなしょうもないやり取りが、毎回あのボロ家の自宅に降ろすまで続くんです。降りた後も後輩たちが自宅まで送りに行ったまま、何をやっているんだか10分くらいは戻ってこなくて、最悪でしたよ」(前出のタクシー運転手)
渥美容疑者が持っていた“裏の顔”
後輩たちも渥美の態度には辟易していたらしい。
「渥美を届けて戻って来ると、厄介者をようやく下ろせたという感じで、皆ため息をついてましたね。渥美は車内で『明日は〇〇の現場だ』と威張りながらアニキ面で仕事の話をしたり、『口の利き方が悪い』なんて後輩たちを叱ることもありましたから。その後に『駅前でまだ開いている店あるっけ?』と後輩たちだけで飲み直しにいくこともありました。
報道では『悪いヤツじゃなかった』なんていってる人もいたけど、それは下の立場の人間たちに対する、極端な二重人格の“裏の顔”を見てないからです。人に運転させて遺体を捨てにいったと聞いても、私はそういうことするだろうなと率直に思いましたよ」(同前)
渥美容疑者が周囲に見せていた表と裏の顔。一体、亡くなった野本さんとの間にどのようなトラブルがあったのか。警視庁は慎重に事件の経緯を調べている。
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