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職場での勤務態度は真面目だったが…
小棹は調べに対し、次のように供述しているという。
「話をしようと思ったが、拒まれたので殴って車に乗せた。その後も殴り続けていると動かなくなったので、殺してしまったと思い遺棄した」
「恋心を抱いていたが、実らなかった」
あまりに身勝手な言い分だが、小棹の職場での勤務態度は真面目との評判で、南アルプス市の青年会議所(JC)でも積極的に活動していた。
「小棹はもともと福井県出身で、単身赴任で山梨にやってきたと聞いています。第一印象はとても真面目で話し方も丁寧。堅い仕事をしているのだな、と。2年ほど前に入会したJCでも敵はいないようで、懇親会や打ち上げなどお酒の場にもよく参加していました。同じ南アルプスのメンバー3、4人とよく行動を共にしていたようです」(JC関係者)