歌舞伎町でホストとして働き始め…
「サラサラ黒髪のイケメンだったから覚えています。トークはそれほど達者ではなかったですが、テキーラを楽しそうに飲んでいた。やたらと羽振りがよくて、同年代の友達と2人で遊びに来た時も2人分のお会計5万円ぐらいを彼がポンと全部支払っていました」(女性店員)
昨年4月ごろには、東京・歌舞伎町でホストとして働き始めたという。
「その前後ぐらいからかな。『めっちゃ寝不足』とか『クラブで遊び過ぎてヤバイ』とか『今月は使い過ぎて金がない』とか、よく言ってました。遊びに誘ってもよく断られた。ある時電話したら、背後で騒音がしていたので多分クラブにいたんだと思います。結局、去年の年末ぐらいには『ホストはつまらなすぎて辞めた』って言ってました。その後どんな仕事をしていたかは分かりません」(地元の友人)
今年の3月には、姜は渋谷の街頭で、若山と一緒にある動画配信者のインタビューに答えている。夜の喧騒の中で「世界を見渡してる」とおちゃらけてみせた後、好きな言葉を尋ねられて「金と女と酒」と言い放った。
「事件の後、姜は若山と2人で大阪に滞在し、事件の報酬として得た金を使って遊興していたとみられる。その後2人は別れ、若山は千葉県の知人宅へ。そして姜は地元である神奈川県大和市に滞在した」(捜査関係者)
そして身柄を確保されたのが冒頭の光景だ。同市内には今も実家があるが、姜は親元ではなく、わざわざホテルに泊まって3人の女性と過ごすことを選んだ。大好きな「金と女と酒」にまみれて、娑婆に別れを告げたのである。
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