作曲家で音楽プロデューサーの梅林茂氏(73)が、元横綱の実姉と不倫関係にあることが「週刊文春」の取材で分かった。数々の映画音楽を手がける梅林氏は、フィギュアスケートの羽生結弦がフリープログラムで使用した『SEIMEI』の生みの親としても知られる。

 ローマ映画祭で「生涯功労賞」を受賞した ©時事通信社

 2018年に開かれた平昌五輪のフリープログラムで、羽生は和笛・和太鼓の調べが美しい曲に乗って氷上で舞い、圧巻のパフォーマンスを披露。2大会連続の金メダルを獲得している。

「2015年シーズンから彼は『SEIMEI』をフリーで採用しています。同曲の原曲は、映画『陰陽師』のオリジナル・サウンドトラックに収録されている。平昌五輪後も好んで使用しており、陰陽師にインスパイアされた羽生選手のスケートパフォーマンスは彼の代名詞のひとつです」(スポーツ紙デスク)

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平昌五輪で金メダルを獲得した羽生 ©時事通信社

幾多の名曲を生み出したマエストロが“老いらくの不倫愛”に…

 梅林氏は、ウォン・カーウァイ監督の映画「花様年華」のテーマ曲「夢二のテーマ」の作曲家として知られ、トム・フォード監督の「シングルマン」などの劇中音楽を手がけたことでも知られる世界的マエストロ(巨匠)だ。

 金メダリストが惚れ込み、ヨーロッパの映画界からも高く評価される梅林氏の楽曲。しかし、幾多の名曲を生み出したマエストロは、いま“老いらくの不倫愛”に身を墜としている。

 その一端が垣間見えたのは昨年10月のこと。イタリアのローマ国際映画祭にて、梅林氏は「生涯功労賞」を受賞。タキシード姿で誇らしげにレッドカーペットに立つ梅林氏の傍らには、妻ではなく雪白のドレスを纏ったAさんが寄り添っていたのだ。