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「宝塚の伝統を汚す」と非難された全裸、60代でもミニスカ…黒木瞳(63)が“異次元の若見えお婆ちゃん”になるまで

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「役所広司とのベッドシーンで見せたフェロモンで同性からも憧れの存在に」

 渡辺氏が日経新聞に連載した「失楽園」が97年に映画化されると再び主演。激しい濡れ場も話題を呼び、社会現象となる。

「役所広司とのベッドシーンで見せたフェロモンで同性からも憧れの存在となり、女性誌では黒木特集が組まれた」(元女性誌記者)

 CMの仕事で知り合い結婚した4歳年上の電通マンとの間に、翌98年に女児が誕生。

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「レコ大の司会や24時間テレビのパーソナリティーを務める一方でインスタで料理を紹介するなど良妻賢母をアピール、家庭と仕事を両立させた」(同前)

60歳を超えても映画授賞パーティーでミニスカを披露 ©時事通信社

 16年には吉田羊と木村佳乃のW主演映画「嫌な女」でメガホンをとった。

「2人の喧嘩シーンが話題になりましたが、映画の評価は低く興行成績も散々でした」(映画記者)

 監督3作目の「十二単衣を着た悪魔」は、

「公開前に出演していた伊勢谷友介が大麻で逮捕、その翌月に主演の伊藤健太郎がひき逃げで逮捕と散々。なんとか公開に漕ぎつけたが振るわなかった」(同前)

 再び女優に軸足を戻し、昨年、映画「魔女の香水」に主演した。黒木が「師匠であり、母であり、姉でもある」と慕う大地はおばちゃんキャラでCMでも活躍中。黒木も「美し過ぎるお婆ちゃん」で師の後を追う。

「宝塚の伝統を汚す」と非難された全裸、60代でもミニスカ…黒木瞳(63)が“異次元の若見えお婆ちゃん”になるまで

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