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「やっぱり局アナの方が…」ヒロド歩美(32)がパリ五輪“落選”で周囲にこう漏らしたワケ《「報道ステーション」のスポーツ担当》

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「社員研修で高校野球の魅力を伝えたら、目を輝かせてね。その後、手帳にスコアブックの情報をびっしり書き込んでいて驚きました。球場に連れて行ったら高校球児にいちいち名刺を渡していたので、それは止めましたけどね(笑)」

 テレビ朝日「報道ステーション」のスポーツ担当、ヒロド歩美アナ(32)。恩師で元朝日放送アナの清水次郎氏(52)は振り返る。

テレ朝の“夜の顔”(番組HPより)

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露出度高めで取材現場に現れて人目を引きがち

 日系オーストラリア人の父を持つヒロドは、2014年に早稲田大学卒業後、朝日放送に入社し、昨年フリーに転じた。知名度を全国区にしたのが、16年に同局の女性アナとして初めてキャスターに就任した夏の名物番組「熱闘甲子園」だ。高校野球関係者が明かす。

「彼女はとにかく取材熱心。試合に出場する選手はもちろん、ベンチ入りしていない選手にも話を聞いている。高校球児との距離の近さは有名で、取材の際には周囲に『カメラカメラ!』と指示し、球児らと一緒によく写真を撮っています。ノースリーブがトレードマークで、露出度高めで取材現場に現れるので、とにかく人目を引きます」

「やっぱり、局アナのほうが良いんですよね……」

 そんなヒロドが、高校野球と同じくらい情熱を傾けてきたジャンルがある。それが五輪だ。

「じつは本人も小学生のころ、ヨットでジュニアチャンピオンになり、五輪を目指した時期がある。東京五輪を控えた19年には、朝日放送の夕方帯の番組内で五輪の注目選手を紹介するコーナーを担当し、40人以上の選手に直接取材した。21年の五輪本番では、朝の情報番組のスポーツキャスターとして競技会場に出向いていました」(スポーツ紙記者)

 今年も「『報ステ』のスポーツ担当として、パリ五輪の取材に意欲を燃やしていた」(同前)というヒロド。ところが――。最近、周囲にこう漏らしているという。

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