学識高い天皇の側近を演じるお笑いトリオロバートの秋山竜次(45)と吉高由里子演じる主人公・まひろの従者を演じるカラテカ矢部太郎(46)。NHK大河ドラマ「光る君へ」で、本業とは違う輝きを見せる2人の芸人。しかし、彼らには役者以外にも副業が!
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秋山のユーチューブ番組『クリエイターズ・ファイル』が大評判
平安時代中期の朝廷について書き記した『小右記』を残した天皇の側近藤原実資を演じる秋山。同じく天皇の側近藤原顕光を演じる宮川一朗太が語る。
「秋山さんの演技は、愚直でスケールが大きい。笑いを取ろうとしているわけではないのですが、ギャップがあって面白く、私やスタッフたちも笑いをこらえるのが大変です。元々彼のユーチューブが好きでよく見ていて、共演できるのを楽しみにしていました」
宮川も見ていると語るのが、秋山のユーチューブ番組「ロバート秋山の『クリエイターズ・ファイル』」だ。
「当初は、秋山さんが架空のファッションデザイナーや格闘家になりきってインタビューを受け、それっぽいことを語るという雑誌連載でした。いかにもな人物設定と、憑依芸のクオリティが評判になった」(芸能記者)
18年に土地だけで1億2000万ほどの住居を新築
2015年に開設したユーチューブチャンネルでも、なりきり動画を公開すると、みるみるうちに人気に。登録者数は約84万人。秋山のいとこが代表を務める会社が運営するオフィシャルショップでは、Tシャツ(3900円)、サコッシュ(1800円)など100種類を超えるグッズも販売。さらに収入源となっているのが企業とのタイアップだ。
「サントリー、日産自動車など名立たる企業とタイアップを行っています。これらの出演料を合わせると、クリエイターズ・ファイル関連での売上は1億円をくだらないとみられる」(同前)