秋山は18年に都内に3階建ての住居を新築しており、資産価値は「土地だけで1億2000万ほど」(地元不動産)。しかも、それとは別に都内に家賃30万円ほどの部屋も借りるなど、副業での大成功を物語る。
矢部の“奢り力”の原資は…
一方、矢部も負けていない。従者役で共演する俳優の星耕介が明かす。
「矢部さんには、走り方や姫との距離の取り方などの所作を教えてもらいました。優しいお人柄のまま、吉高さんにも紹介してくださるなど気配りの人で、現場の空気を良くしてくれています。撮影後もご飯を奢ってくれたり、タクシーに一緒に乗せてくれたり。頼りがいがある先輩です」
そんな“奢り力”の原資になるのは、やはり副業である。17年、矢部が住む家の大家さんとの交流を描いたエッセイマンガ『大家さんと僕』を出版するとベストセラーに。続編も合わせ同シリーズの累計売上は120万部を突破。絵本作家である父との交流を描いた『ぼくのお父さん』は15万部超、認知症について描いた『マンガ ぼけ日和』(共著)は13万部超と、押しも押されもせぬ人気マンガ家である。さらに作品のグッズ展開にも目を見張るものが。
開催中の展覧会「ふたり 矢部太郎展」を覗いてみると、文明堂とコラボしたカステラ(1620円)、トートバッグ(1925円)などが所狭しと並ぶ。
副業だけで1億円を超える収入が
矢部は、過去に「印税の分配は吉本とだいたい半半」と発言しているが。
「それを参考にすると、マンガの売上による矢部さんの収入は8000万程度、ここにグッズ等の展開が加わりますので、副業だけで1億円を超える収入がある」(前出・芸能記者)
2人の芸人の副業は、同じくらい黄金色に光り輝いていたのだった。
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