文春オンライン

連載THIS WEEK

大胆なヌード、石坂浩二との熱愛、「未婚の母」宣言…加賀まりこ(80)の“小悪魔”すぎる生き方《「南くんが恋人!?」で話題》

note

石坂浩二との恋愛や27歳での「未婚の母」宣言で世間を賑わせる

 以降、加賀は女優という仕事に完全に開眼する。映画「美しさと哀しみと」でレズビアンを演じた際、原作者の川端康成は「まるで加賀まりこの為に書いたようだ」とあのギョロ目を細めたという。石坂浩二ら共演者との恋愛で芸能マスコミを賑わせたが、27歳の時の「未婚の母」宣言は世間を仰天させた。

「父親として作曲家や歌手の名前が取り沙汰されたが、『子供は産みます。結婚はしません。愛は終わったから』と啖呵を切った」(芸能デスク)

 加賀は後になってこう振り返っている。

ADVERTISEMENT

「その子は残念ながら生まれて7時間で心臓が止まっちゃった」

 30歳でフジテレビのプロデューサーと結婚したが6年で離婚。その後、10年以上独身生活を謳歌していたが、「これは最後の恋だと思った」という6歳年下のTBS社員に猛アタック。

1979年撮影 ©文藝春秋

「仕事仲間、麻雀仲間だったが、加賀が55歳の時に改めてプロポーズ。お相手もバツイチですが、自閉症の子供がいることでプロポーズの受け入れをためらっていた」(前出・デスク)

 だが、加賀の還暦を機に一つ屋根の下での生活を始める。事実婚は20年近くになる。本人も「ここまで落ち着いたのは、人生初めて」と語る。

 呼ばれればバラエティでもクイズ番組でも気軽に出演する。傘寿を迎えてなおなんでもかがってこいの精神で生きている。

大胆なヌード、石坂浩二との熱愛、「未婚の母」宣言…加賀まりこ(80)の“小悪魔”すぎる生き方《「南くんが恋人!?」で話題》

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春をフォロー