赤ちゃんに蹴られても耐えて子守する柴犬の動画がInstagramに投稿され、話題となっている。

「子守柴の忍耐」というタイトルで始まる動画には、双子の赤ちゃんを子守する柴犬が映っている。

マットの上であお向けでいるのは、当時生後9カ月の双子の姉・ゆーちゃんで、うつ伏せで顔を上げているのは、妹・まーちゃん。そんな2人を静かに見守っていたのが、柴犬のむぎちゃん(メス・3歳)だ。

子守中のむぎちゃん(提供:柴犬 むぎさん)

今回、子守をしていたむぎちゃんだが、実は昨年にもおっぱいの順番待ちをしていたまーちゃんを優しく見守る姿が話題となり、編集部でも紹介している。

生後15日のまーちゃんを見守るむぎちゃん(提供:柴犬 むぎさん)

前回は生後15日だったゆーちゃんとまーちゃんは、現在は見違えるほど成長しており、子守中のむぎちゃんの足を蹴ってしまうほど活発になっていた。トントントンっと蹴られた衝撃で、むぎちゃんの体が動くほど力強い。

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小さい足でキック!(提供:柴犬 むぎさん)

むぎちゃんは、何度蹴られてもお座りの体勢を変えることはなく、「いてっ。足当たったけど」というような反応だけ。しかし、助けを求めているのか飼い主の方をじーっと見つめている。

撮影する飼い主を見つめるむぎちゃん(提供:柴犬 むぎさん)

くつろぐゆーちゃんの足が丁度良く当たる場所で見守っていたためであって、もちろんゆーちゃんに悪気はない。

その後も「ちょっと、、柴距離で見守ります、、」とほんの少しだけ体の方向を変えて子守を続けたのだった。

足があたらない“柴距離”で子守を継続(提供:柴犬 むぎさん)

蹴られても見守る優しいむぎちゃんに、「こっちに訴えてる目が何とも言えません」「むぎちゃん困っているけど妹に怒らないなんて優しいね」「助けを求めてるむぎちゃん可愛い」などとコメントが寄せられ、1万1000いいね付き、動画は73万回以上の再生となっている(8月27日時点)。

耳や手を触られても我慢

忍耐強いむぎちゃんだったが、普段から何されても怒らないのだろうか?また、現在も、いつも見守っているのだろうか?投稿した飼い主で母親の「柴犬 むぎ」さん(@shiba_mugista)に聞いた。


ーー撮影時は、どうして子守していたの?

私が夕食作りで手が離せなかったところで、むぎが双子の様子を見ていてくれていた、という状況でした。