今年5月、監督デビューすることを発表
初の主演作を大成功に導いたゆりやんだが、すでに次のステージに進もうとしている。ゆりやんは今年5月、K2 Picturesが立ち上げた映画製作ファンドから監督デビューすることを発表。「クリント・イーストウッドならぬ、ユリント・イーストウッドになります!」と意気込み、自身のSNSでもエキストラ募集を呼び掛けていた。作品タイトルは未定で、「今話題の俳優が多数出演予定」と、謎に包まれていたが……。
「短編のオムニバス映画で、9月上旬までにすでに1本撮り終えています。撮影は都内スタジオや、青梅、横浜などで行われ、若手俳優陣が参加したそうですが、出演者もスタッフもゆりやんさんの話術や現場での立ち振る舞いにゾッコン。楽しい現場だったと聞いています」(映画関係者)
ゆりやんがメロメロになった“あの俳優”
さらに撮影には『極悪女王』で共演したあの人も参加していたのだという。
「『極悪女王』で全日本女子プロレスを創業した松永4兄弟の末っ子・俊国を演じた斎藤工さんです。斎藤さんは、撮影の合間に撮ったゆりやんさんの写真をステッカーにしてスタッフや出演者に配るなどして現場を盛り上げていましたが、そんな姿にゆりやんさんはメロメロ。
一方の斎藤さんも、自分の映っていないシーンでも『勉強させてください』と見学する真剣なゆりやんさんに心を打たれたようです。撮影中はカットがかかるとすぐにゆりやんさんが駆け寄って積極的に話しかけ、斎藤さんも楽しそうにそれに応じていました」(同前)
その後、斎藤が発案の移動映画館プロジェクト『cinéma bird』に2回連続でゆりやんが参加するなど、交流を深めていた二人。斎藤の出演は、ゆりやんたっての希望だったのだという。
「霊に取り憑かれた女性の物語で、斎藤さんは霊媒師役を演じたそうです。NHK『あさイチ』のVTRは、この映画の撮影後に収録されたもの。ゆりやんさんを賞賛する様子を見て、監督デビューも充実したものになったのだろうなと感じました」(同前)
今年12月には渡米し、ロサンゼルスで新たな生活をスタートさせるというゆりやん。
「当初は10月に渡米予定だったそうですが、撮影や『極悪女王』の宣伝などで後ろ倒しにしたようです。これからあと数本ほど撮影し、渡米前に仕上げなくてはならないそうで、忙しい日々を送っている」(同前)
公開は来年に予定されているという。
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