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取り調べに対して内田が証言したのは…

「内田とXがこの店で出会ったのは1月12日。同署の新年会のような集まりで、まさにどんちゃん騒ぎ。冷蔵庫に入っているワインを勝手に取り出して、ラッパ飲みしている署員もいました。Xはカウンターに立ってお酒を作ったりしていましたね。そんなところにたまたま内田が来店し、Xと楽しそうに飲んでいました」

スナックではしゃぐ内田(手前)とX警部補

 その後、2人は幾度かの逢瀬を重ね、内田の凶行が発覚。押収したスマホの通信履歴やSNSなどから“禁断の関係”が浮上。最終的には取り調べに対し、内田自身がこう証言したという。

「中央署のXさんとは不倫関係にありました」

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Xには未払いの飲み代も

 道警の監察室の調査ののち、Xは警務課に異動。事件発生から時が経つにつれ、カラオケスナックに乱痴気騒ぎを繰り返した署員らの姿はぱたりと見られなくなった。Xは未払いの飲み代もあるが、店には来ていない。8月上旬、取材に応じた店主はこう漏らすのだった。

「せめて一度でも、謝罪に来てほしかった」

 ◇

 内田の舎弟として事件に関与した小西について、「週刊文春」では6月27日号で、小西が小学校でいじめを主導し「学級崩壊」を引き起こしていたことを報じている。小学校の同級生が当時について振り返る。

中学時代の小西

「小学4年の時、彼女はいじめていた相手の顔面に濡れた雑巾を投げつけたり、罵声を浴びせていました。あまりにもうるさくてコントロールが利かないので、担任の若い女の先生は泣き崩れていた。ほとんど学級崩壊のような状態でした」

中学の知人は「おとなしい性格だった」と証言

 だが、いじめがきっかけで周囲から避けられるようになり孤立。中学時代の知人は小西の姿についてこう証言する。

「おとなしい性格でした。優花は母子家庭で育ち、5歳ほど年上の姉がいた。当時、母親と姉は同じコンビニでバイトをしていて、優花は学校が終わると2人が働くコンビニに向かい、廃棄のパンや弁当を食べる毎日でした。家族3人で、市内のビュッフェレストランに行く姿も見たことがあります」

 一方で、知人は小西と母親との“特異な関係性”についても印象に残っているという。