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売人を〈samurai-san〉と呼び…
またカウフマン氏とⅩ氏との間に交わされた薬物売買についてのメッセージを独自に入手。彼らは「シグナル」や「テレグラム」といった高度な暗号化技術をもつ機密性の高いアプリを使って売買交渉していた。
メッセージ内でカウフマン氏はX氏を〈samurai-san〉と呼んでいた。
〈Hi…can you deliver this week?〉〈2bags from two weeks ago and one MD …right?〉などのメッセージを送り、金額の交渉など生々しいやり取りをしている。2bagsはコカイン2パケ(2袋)、MDは合成麻薬のMDMAを指すという。
6月の警視庁の捜査では逮捕を免れたカウフマン氏。では彼はなぜ、4カ月後の今、辞任という選択肢を選ばざるを得なかったのか。
10月30日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および、31日(木)発売の「週刊文春」ではオリンパス社長の薬物問題を6ページにわたって特集。売人Ⅹ氏との取引現場を収めた写真と共に、X氏の5時間におよぶ告白を掲載している。
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「私がオリンパス社長シュテファン・カウフマン(56)にコカインを売った」《売人の独占告白5時間》
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