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「小林鷹之さんは極めて優秀」

 久米氏は「経験があって、側近がいるという意味では、林芳正さんは候補の一人」と指摘する一方で、若手の登場にも期待を寄せる。

「総裁選に出馬した9人がどれだけ引っ張っていけるかでしょうね。小林鷹之さんは極めて優秀だと思いますよ。他にも、鈴木英敬さんや尾﨑正直さん、塩崎彰久さんら、伸び盛りの若手は数多くいます。彼らがビジョンと夢を語り、有権者に明るい未来を提示してくれることを期待しています」

久米氏 ©文藝春秋

 11月9日(土)発売の「文藝春秋」12月号に掲載した久米氏、曽我氏、中北氏の座談会「自民党崩壊」では、選挙結果の要因分析に加えて、「チーム石破」の問題点や、焦点となっている国民民主党との連携、さらに32議席から24議席に減らした公明党との連立の行方や、第2次安倍政権以来続いてきた「官邸一強」の弊害などについてもくわしく議論している。「文藝春秋 電子版」では11月8日(金)に公開。