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こうした石野容疑者による“教え子へのいじめ”は他にも。
内情を知る保護者に話を聞くと、「小さい子どもや慣れていない子どもに、塾長が思い切り投げているのがすごく怖くて。複雑骨折した子もいたらしくて。それぐらい力いっぱいで投げる。虐待みたいなのを受けているので、すごく叫んだり悲鳴を上げたりしていた。その練習中に2回(絞め技で)気絶させて、ほかの子どもたちに『落ちたよ。気絶したよ』と言いふらしていた」という。
指導の範囲を超えた、危険な技を子供たちにかけていたというのだ。
さらに、石野容疑者の言動はエスカレートしていき、生徒だけでなく保護者にも…。
「俺がいなくなったら高校に行けなくなるぞ。柔道する場所がなくなるぞ」
被害を訴え出ようとする保護者に対し、石野容疑者は脅していたといい、また口外しないよう“文書”まで書かせていたという。
警察の調べに対し、石野容疑者は、「無理矢理飲ませたのではない。食事中の余興での罰ゲームで飲ませた」と、容疑を一部否認しているといい、警察は余罪について調べを進めている。
(「イット!」11月27日放送より)