不倫相手の“意外な素性”
一方、報道を受けて注目が集まったのが小泉の経歴だ。
高松市出身で、かつてはグラビアアイドルやレースクイーンとして活動。水着や私服などでの撮影会も行っていた。デビュー当時を知る芸能関係者が振り返る。
「当時はグラビアといっても、携帯電話の待ち受け画像として撮影される仕事がメインでした。社交的で人の懐に飛び込むのが上手く、年配の男性から好かれるタイプ。服装はいつもミニスカートにぴちっとした上着でした。政治に対する興味は微塵も感じなかった」
7、8年前に所属事務所を退所してフリーとなり、2019年には地元・高松市の観光大使に就任。そんな彼女はいつしか“ライフワーク”を持つようになった。永田町関係者が明かす。
玉木氏の発言が終わると盛大に拍手を
「小泉さんは2年程前から、国会開会中の毎週木曜日に開催される衆議院の憲法審査会を傍聴していました。年配の参加者が多いこともあり、若い女性は目につきやすい。加えて、比較的露出度の高い服装に厚底の靴という出で立ちだったため、ひと際目立つ存在でした。玉木氏の発言が終わると、一人で盛大に拍手をしていました」
憲法審査会で委員を務める議員が続ける。
「憲法審査会には毎回、玉木さん目当てで傍聴に来る、改憲派の10人前後の男女の集団がいる。その中に小泉さんの姿を見かけたことがあります。多くの場合、傍聴者は議員や党の関係者を通じて申請し、傍聴券を得て参加しています。小泉さんも玉木氏を通じて傍聴席に入っていたのでしょう」
「静かにさせて!」「黙れ」!
最初は熱心に議論に耳を傾けているだけだったという小泉。だが、今年に入ってから――。
「静かにさせて!」「黙れ!」
鋭い声が度々響くようになったのだ。傍聴に参加していた人物が振り返る。