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まるで“女王様”のような振る舞いを…

「玉木氏の発言に対して傍聴席からヤジが飛ぶと、小泉さんが立ちあがってその人物を指さし、衛視に注意するよう求めるようになったのです。厳しい口調に加え背が高いこともあり、その場をコントロールしているかのような、高圧的な印象を受けました」

 まるで“女王様”のような振る舞いをしていた小泉。現在は削除されているが、今年5月にはSNSにこう投稿している。

〈木曜の見張りに今回は参加できず。みんなしずかにお話をきけたかな? 今日もうるさいなら更にゴリゴリの直談判するつもりだったけん、行きたかったな!〉

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憲法審査会参加を示唆した投稿(本人SNSより/現在は削除)

 傍聴席で小泉と居合わせた人物が語る。

「“木曜の見張り”とは、憲法審査会で玉木氏へのヤジを牽制する行為を指している。国民民主党は憲法改正賛成の立場ですが、それに反対する護憲派の傍聴者らは咳をしただけでも小泉さんに睨まれるようになり、年配の方たちはすっかり委縮してしまっていた。彼女が傍聴席の空気を支配していました」

保守的な思想を見せることも

 前出の永田町関係者によれば、委員会室に入って来た玉木氏と小泉とが、アイコンタクトを交わしているように見えたこともあったという。さらに、

「小泉さんはSNSでたびたび、保守的な思想を見せることがありました。例えば今年6月、中国籍の男性が靖国神社の石柱に落書きする事件が発生した際には、X上に〈勿論斬ってよし〉と投稿していました。玉木氏とはただの不倫相手ではなく、精神的にも寄り添う関係性だったのかもしれません」(前出の永田町関係者)

靖国神社の石柱の落書き事件に関する小泉のツイート(本人Xより/現在は削除)

 事実関係を尋ねるために小泉のグッズを販売していたオンラインショップの窓口に問い合わせたが、反応はなし。小泉が観光大使を務めていた高松市観光交流課に聞くと、「本人にもマネージャーにも連絡がつかない」と困惑した様子で語るのみだった。

 玉木事務所は書面で次のように回答した。

「小泉みゆき氏との関係については、お相手にも関わることでもあり回答は控えさせていただきます。小泉氏による憲法審査会の傍聴の件が含まれていますが、こちらも小泉氏の行動に関するものであり、玉木雄一郎として回答することはありません」

 信頼回復への道は果てしなく遠い。


玉木雄一郎代表(55)の不倫相手・小泉みゆき(39)は国民民主党の候補者だった! へ続く

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