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国内部門ベスト10、受賞したのは「あの作品」
国内部門では米澤穂信さん、森見登美彦さん、有栖川有栖さんなど人気作家が鎬を削るなか、今年のミステリ各章を総なめにし、直木賞候補にもなった「あの作品」が2位にダブルスコアをつけて受賞しました。
国内部門ベスト10入りした作品と順位は以下の通り。
10位 『日本扇の謎』 有栖川有栖 講談社ノベルス 41点
10位 『シャーロック・ホームズの凱旋』 森見登美彦 中央公論新社 41点
9位 『少女には向かない完全犯罪』 方丈貴恵 講談社 47点
8位 『乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび』 芦辺拓・江戸川乱歩 KADOKAWA 48点
7位 『明智恭介の奔走』 今村昌弘 東京創元社 49点
6位 『ぼくは化け物きみは怪物』 白井智之 光文社 50点
5位 『法廷占拠 爆弾2』 呉勝浩 講談社 57点
4位 『檜垣澤家の炎上』 永嶋恵美 新潮文庫 68点
3位 『禁忌の子』 山口未桜 東京創元社 76点
2位 『冬期限定ボンボンショコラ事件』 米澤穂信 創元推理文庫 103点
1位 『地雷グリコ』 青崎有吾 KADOKAWA 258点
ランクインした作品のあらすじ、投票コメントは「週刊文春」(12月12日号)や電子書籍『週刊文春ミステリーベスト10 2024』でご確認ください。