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「彼女好みにリフォームも入れて…」
「2014年に中山さんは夫の辻仁成さんと離婚しますが、帰国後の芸能活動を再開する際にサポートしたのが、彼女の音楽関係の権利を全て持っているバーニングパブリッシャーズでした。
当時、彼女は音楽家の渋谷慶一郎氏と交際していて、彼のマンションで半同棲状態でした。フランスに行くと言い出したり、フラフラした感じだったので、真剣に仕事に向き合うためにちゃんと拠点を用意しなくてはならない、ということで部屋を提供されたんです。70平米ほどの部屋は、彼女好みにリフォームを入れて、仕切りの無い吹き抜けの一つの大きな部屋になっています。とても気に入って約10年、この部屋で暮らしていました」
家賃は彼女に入る印税と相殺されるかたちで支払われていたという。
このビルに入る会社に勤務する男性が語る。
「中山さんが住んでいたのは知っていました。何回か朝方にすれ違ったことがある。朝方にひっそり帽子かぶって出かけていくんだよね。有名な人だから周囲に気がつかれないようにひっそりお暮らしになっていたんでしょうね。おそらくですが、事務所の人が迎えに来ていた。最近はあまり姿を見かけていませんでしたが」
親子3人で暮らしたパリでの10年間を経て、東京での一人暮らしもまた、10年で幕を閉じることとなってしまった。
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