32歳で結婚、パリ移住の際には仕事をキャンセルし…
さらに、中山とバーニングについてはこんな話もある。
2002年、32歳のときに作家の辻仁成氏と結婚。翌年にはパリ移住を強行した。その際には、予定していた仕事をキャンセルしなくてはならず、事務所に迷惑をかけることになった。活動再開にあたって、芸能界のドンと呼ばれるバーニング社長の周防郁雄氏に頭を下げる必要があったという。
12月9日、周防氏本人に聞いた。中山との思い出については、「うーん」と言葉が出てこなかったが、活動再開のときに詫びに来たのかという問いには、「僕んところには来てないねぇ」と答えた。
ホテルのバルコニーから叫んでいたことも
ワインが好きだった中山は、恵比寿や中目黒で飲むことが多かったという。カメラマンの舞山秀一氏は中目黒のバーで、「アニキ、久しぶり」と声を掛けられた。
「彼女が30代前半のときにCDのジャケット撮影を担当した縁から仲良くなりました。お高くとまっている感じがなくて、フラットでストレートな人。パリで仕事をしていたら、『アニキー!』ってホテルのバルコニーから彼女が叫んでいたこともありました」
その他にも、昭和から令和を駆け抜けたトップアイドル・中山美穂については、多くの貴重な証言が次々と寄せられた――。
◇◇◇
12月11日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」並びに12日(木)発売の「週刊文春」では、中山美穂の育ての親が告白。「親友の自死」「母への愛」「田原俊彦との別れ」について明かしている。また、映画監督の岩井俊二氏が中山主演映画「Love Letter」の撮影秘話を披露、さらに9歳下の恋人ベーシストの慟哭などについて報じている。
文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。
※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。