能登半島地震で幕を開けた2024年。今年起きた重大ニュースを、週刊文春の記事とともに振り返ります。

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1月 能登半島地震

 

 1月1日16時10分に起きたM7.6の地震は、能登半島で甚大な被害を出した。災害関連死を含む犠牲者は500人を超え、石川県輪島市の「朝市通り」では200棟以上が火災で焼けるなど、物的被害も計り知れないものだった。9月には能登半島を豪雨が襲い、復興は道半ばだ。

 

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1月 羽田空港 JAL機炎上

 

 1月2日、東京国際空港(羽田空港)に着陸した日本航空516便が、離陸のため誤って滑走路上に進入していた海上保安庁の航空機と衝突し、2機ともに炎上。JAL機の乗客乗員に犠牲者は出なかったが、能登半島地震の支援に向かうため海保機に搭乗していた5名が犠牲となった。

 

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3月 ドジャース 大谷翔平の通訳・水原一平を解雇

 

 今年から大型契約でドジャースに移籍した大谷翔平。韓国で迎えた開幕戦を勝利で飾った興奮の冷めやらぬ中、球団が大谷の通訳・水原一平を解雇したことが発表されると、日本中が衝撃に包まれた。水原が大谷の口座から26億円以上を不正送金し違法賭博に手を染めていたことが発覚すると、2月末に結婚を発表した新婚の大谷を巻き込む一大スキャンダルに。

 

水原一平の素顔「カジノの才能はないと思っていた」 「思いつめないか心配」「時給7~9ドルの貧乏時代も…」30年来の知人が独占告白60分【ロス現地緊急取材】

4月 川勝平太静岡県知事 辞職

 

 静岡県政を4期15年にわたって牛耳り、度重なる舌禍とリニアモーターカーへの反対で話題を集めてきた川勝平太知事。4月1日に行った県庁新規採用職員に対しての「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりとかと違って、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち」という訓示が職業差別にあたると批判を受けたことを発端として、ついに職を辞する決断をした。

 

川勝平太静岡県知事(75)4億円せしめた「二枚舌」《リニア反対に豹変、退職金返上の公約返上》