“芸能界のドン”として、長きにわたって業界を差配してきたバーニングプロダクションの周防郁雄社長(83)が、昨年12月に代表権を譲り会長に退いていたことが「週刊文春」の取材で明らかになった。

バーニングプロダクションの周防郁雄社長 ©時事通信社

 周防氏といえば元衆議院議員の浜田幸一氏や演歌歌手の北島三郎の運転手から成りあがった芸能史の生き証人。なかんずく音楽関係への影響力はすさまじく、紅白歌合戦の出場者の並びやレコード大賞の行方までも左右してきたとされる。

バーニングプロダクションには郷ひろみ、内田有紀らが所属 ©時事通信社

長男が社長交代の顛末を明かした

 そんな周防氏の後任として同社の代表取締役社長に就任したのは長男の周防彰悟氏だ。彰悟氏は記者の直撃に応じ、社長交代の顛末を明かした。

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「昨年10月末、親父が軽い脳梗塞を起こして入院したんです。年齢も年齢だし『このままだと先々トラブルになることもあるかもしれない』と関係者の方々に相談していました」

 そしてこう明言したのだった。

「会社の代表権は僕が引き継ぎ、親父には『相談役会長』に就いてもらいました」

後継者となった長男の周防彰悟氏。直撃に語ったことは……?

 芸能界のパワーバランスの激変は必至である。

 1月7日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および8日(水)発売の「週刊文春」では、郁雄氏と彰悟氏の親子仲や彰悟氏の支援者、バーニングプロダクションの今後などについて詳報している。

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