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これだけ調査時間があったのに…

 会見では2023年6月のトラブル発生直後に港社長が報告を受けていたことが明かされた。事案の発覚まで約1年半近い時間があったにもかかわらず、加害者への聞き取り調査はなし。その対応ぶりを「これだけ調査時間があったのに何も明かされていない」(大阪府・75歳男性)などと疑問視するコメントが相次いだ。

1月17日、記者会見するフジテレビの港浩一社長 ©時事通信社

「社長は、事件が判明したときにすぐ迅速な調査を行わなかったことについて、被害者のプライバシーを考慮した結果だと言っているが、これは理由にならない。プライバシーに配慮しつつ調査する事は可能であるし、結局言い逃れをしてるに過ぎないと思う」(千葉県・73歳男性)

「事案を把握してから1年半もの間に問題解決に何もしなかったのは経営者としては極めて怠慢であり経営者としての資格はない。週刊文春の記事がなかったら何もしないで済ませるつもりだったのが見え見えで、危機管理がまったく機能していない組織である」(東京都・75歳男性)

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「中居氏出演の番組継続はなぜ?」の声

 トラブルを認識した後も中居氏出演の番組を継続していたという判断についても、疑念の声が挙がっている。

「被害者のプライバシーや希望を考慮したのは理解できるが、加害者への聞き取り調査もせず、加害者のレギュラー番組を継続させ、さらには新規で特別番組にも起用していたことは被害者の心情に配慮しているとは全く思えず、なぜそのような対応になったのか? 説明がなく納得できない」(神奈川県・47歳女性)

「トラブルがあった事を直後に把握していたが番組終了のタイミングをはかっていたとの発言が信用出来ない(今回発覚しなかったらそのまま中居氏は何事もなかったかのように番組を続けていたのではないか)」(東京都・52歳女性)