「健康で文化的な最低限度の生活、できてると思いますか!?」
東京・霞が関の財務省前。一人の女性がマイクで叫ぶと、周囲からも「そうだ、そうだ!」と熱を帯びた声が上がった。
石破首相も言及する事態に
「財務省解体!」
財務省前でデモが頻発している。冒頭のデモは2月21日夕刻に行われ、参加者は約1000人に上った。
「昨年の衆院選でホットイシューとなった所得税の課税最低限『103万円の壁』について、昨年末にまとまった政府案では、123万円までしか引き上げられなかった。これに関し“非課税枠の引き上げは税収減につながるため、財務省が抵抗している”として、SNS上で財務省批判が高まったのです」(政治部デスク)
3月4日には衆院財務金融委員会で、石破茂首相がデモについて問われ「等閑視(無視、軽視の意)すべきではない」と答弁。ここまで発展した財務省デモの主催者は一体何者なのか。1000人を集めたデモ主催者が2時間にわたり取材に応じた。
塚口洋佑氏(47)。自ら立ち上げた政治団体「新生民権党」の代表だ。塚口氏はなぜデモを始めたのか。
現在配信中の「週刊文春 電子版」および3月13日(木)発売の「週刊文春」では、塚口氏の陰謀論への見解や、デモ参加者への危機感などを詳報している。

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