76歳で現役のバレエダンサーとして活躍する、森下洋子(もりしたようこ)さんとは、このようなやりとりがあった。
陛下:
前に白鳥の湖を…。
陛下:
ジゼル…1985年にグレースさんと。懐かしく。
森下洋子さん:
ロンドンでも、陛下にいらしていただいてありがとうございました。
陛下はオックスフォード大学留学中に、森下さんが出演するロイヤルバレエのジゼルを鑑賞した思い出などを振り返られた。
62年ぶりに変更「お道筋」とは
今回の園遊会では、「お道筋(みちすじ)」と呼ばれる皇族方が通るルートが、62年ぶりに変更された。新しい「お道筋」は3つ。
両陛下が歩まれる従来のルート、2つ目は秋篠宮(あきしののみや)ご夫妻などが歩かれるルート、そして、両陛下の長女・愛子さまや、秋篠宮家の次女・佳子さまが歩まれるルート。
これまでは、両陛下と皇族方は一列になり、一つのルートで苑内を回られていた。
そのため、皇族方と交流しやすい場所を確保しようと、日差しが強い場所に招待客が集中。体調を崩す人もいたことなどから、ルートを分散した。
愛子さまも和服姿でにこやかに
社会人2年目となり、公務と両立を図っている愛子さまも和服姿でにこやかに言葉を交わされた。
愛子さま:
何をお召し上がりになりましたか?
河野太郎さん:
園遊会のジンギスカンを…。
佳子さま:
お食事はお召し上がりになりましたか?
男性:
全部一通り。
佳子さま:
あ、一通り。
男性:
お腹いっぱい。
佳子さま:
よかったです。
今回は令和になって初めてアルコールが提供され、参加者が御料牧場産の肉を使ったジンギスカンや焼き鳥、オードブルなどと共にアルコールも楽しむコロナ禍前の光景が戻ってきた。
両陛下と「ノック話」で盛り上がった宇津木さんは、愛子さまと会話について聞かれると、こう振り返った。
宇津木妙子さん:
中でやってるみたいですね、職員の皆さんと。
“ノック受けたい”って逆に愛子さまから言われたので、是非、今度は行きますよって言って。
(Q.実現したらどんなノックをしますか?)
最初はやさしくやりますね。へへへ。
その内、だんだん動かそうかなと思いますけど。ケガさせたら困るでしょ。そこは大丈夫です!
また、漫画家のちばてつやさんはこう振り返った。
ちばてつやさん:
陛下も皇后さまもマンガをちゃんと読まれてて、あの作品がすごく読みやすいとか、あ、それは愛子さまだ。(愛子さまが)「あしたのジョー」を読んでいるって。コマ割りがうまいと褒められちゃった。
さわやかな晴天のもと、両陛下と皇族方は 参加者と和やかに歓談された。
(「イット!」 4月22日放送)







