大河ドラマ『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎の人物像、浮世絵の制作現場、舞台となった吉原の歴史、そして作品に登場する浮世絵師たち。月刊誌「文藝春秋」のウェブメディア「文藝春秋PLUS」から、ドラマをより楽しむための厳選記事を紹介します。[全5本]


江戸文化は一人何役も演じるアバターとネットワークが創った

江戸文学者の田中優子さんが、『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎が生きた時代の江戸文化について解説します。多様な才能を持つ人々がネットワークを形成し、複数のアバターを使い分けた江戸の文化的特徴とは——。2025.3.1


大河ドラマ『べらぼう』蔦屋重三郎ってどんな男?

『べらぼう』で蔦屋重三郎の妻を演じる女優の橋本愛さんと、蔦重研究の第一人者である中央大学教授の鈴木俊幸さんが、謎多き主人公の人物像について語り合います。吉原育ちの蔦重が、どのようにして江戸文化の中心人物となったのかを探ります。2025.1.4


江戸の美をそのままに 蘇る浮世絵

浮世絵の技術継承と職人育成を目的に設立された「アダチ版画研究所」は、『べらぼう』の制作に協力した工房として注目されました。この工房を、写真や動画をふんだんに交えながら紹介します。2024.10.9


〈連載〉日本人へ 第239回
「永遠のモダーン」とは

作家の塩野七生さんが、葛飾北斎の作品から受けた印象を通じて芸術作品の「修復」と「復刻・複製」の違いを綴りました。アダチ版画研究所が復刻した『富嶽三十六景』を塩野さんは50万円で一括購入。塩野さんの心を動かしたのは——。
2023.07.12


【オンライン番組】遊郭取材“400カ所”のプロに聞く

『べらぼう』の舞台として脚光を浴びている「吉原」など日本の遊郭・色街について、ノンフィクション作家の八木澤高明さんが解説する番組です。日本全国400カ所以上の遊郭・色街を取材した八木澤さんが、貴重な現地写真を使いながら“知られざる日本史”について語りました。(この番組は無料で視聴できます。後編もあわせてご覧ください)2025.2.16


【オンライン番組】プロが語る浮世絵の世界

『べらぼう』に登場する浮世絵師や物語の時代背景を解説する番組です。浮世絵専門の美術館である「太田記念美術館」で主席学芸員を務める日野原健司さんに出演していただきました。(この番組は無料で視聴できます。後編もあわせてご覧ください)2025.4.12