「玉木がXばかり見て……」「男女差別だ」

 そんな山尾氏だが、次第に国政への復帰意欲が芽生えるようになったという。本命は、躍進著しい国民民主党だった。しかし、なかなか公認が下りない。そんな状況に焦りを覚えたのか、周囲にはこう不満を洩らしていたという。

「玉木がX(旧Twitter)ばかり見て(世論を)気にしているからよ! 男女差別だ」

国民民主党を率いる玉木代表 ©時事通信社

 国民民主党関係者が明かす。

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「山尾氏としては、過去の不倫などを理由になかなか公認が下りないのは、『自分が女性だから』という理屈のようです。男性だったら、不倫は笑い話にもできるのに、女性の場合は違う――そんな想いもきっと強いのでしょう」

玉木氏も不倫問題を起こした ©時事通信社

「反省すべきは反省し、党のため、日本の未来のために」

 山尾氏に発言について見解を求めたところ、以下のように回答した。

「私の公認決定に関しては、様々な困難や葛藤がある中で、関係者の皆様が党内外の調整に奔走していただいたことに心から感謝しつつ、これまで結党以来、厳しい時も党を支えてくれた党員・サポーターをはじめとした支援者の皆様の期待に応えられるよう全力で頑張りたいと思っています。反省すべきは反省し、党のため、日本の未来のために力を尽くしたいと思います」

憲法問題などがライフワーク ©文藝春秋

◇◇◇

 5月21日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」ならびに22日(木)発売の「週刊文春」では、国民民主党の特集記事を掲載。山尾氏のさらなる“大暴言”のほか、玉木氏を支える美人妻が消えたとされる問題、丹野みどり衆院議員が抱える事務所トラブル、山尾氏と同様に参院選での擁立が決まった須藤元気元参院議員の“経歴詐称”疑惑などについて、5ページにわたって詳報している。

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