体重150キロのインフルエンサー、ツベルクリン反応さん(39)が、グラビア撮影に至った経緯や体験を語った。ツベさんは25歳で結婚、35歳で離婚するまで主に専業主婦として過ごしていた。離婚を機に、昔からの夢だった洋服のアンバサダーになるためSNS活動を開始。当時の体重は70キロ程度だったという。
しかし、離婚のストレスから過食に走り、数か月で50キロ近く体重が増加。「気づいたら100キロを超えていました。別世界の話だと思っていましたけど、もう今は150キロなので。自分じゃないような気持ちです(笑)」とツベさんは振り返る。
「お腹の肉がプルンプルンしているところが見たい」
体重増加後、ツベさんは思いがけない形でグラビア撮影の機会を得た。最初は恥ずかしさで躊躇したものの、ファンからの反応に励まされ、次第に自信をつけていったという。
「ぜい肉とかも『三段バラになっているのがいい』とか『二の腕のたるみが魅力的』とかたくさん褒めていただいて」とツベさん。特に海外のファンが多く、「お腹の肉がいいからもっとプルンプルンしているところを撮って欲しい」といった要望も寄せられるそうだ。
ツベさんは、この経験を通じて体型に対する考え方が変わったと語る。「70~80キロのぽっちゃりモデルさんだったらプリッとしたお尻とか、少し出ているお腹とかが好まれると思うんですけど、150キロだとその倍あるので、横から見たお腹はすごく大きいんですよね。でも『それが見たいんだ』って言ってもらえるとすごく自信になります」
一方で、周囲からの心ない言葉に傷ついた経験もある。「昔仲良くしていた同級生から『恥ずかしいことやめなよ』とか『胸が垂れているのによく出せるね』ってLINEがきたんです。知り合いに言われるのはなかなかメンタルにくるなと」
それでも、ツベさんは自身の体型を受け入れ、新たな目標を見出している。「この活動を始めたからこそ自分に自信を持てたと思うので、ぽっちゃりした女の子が活躍できる場所をもっと広げていきたい」と語った。
体型の多様性を体現するツベさんの活動は、美の基準に一石を投じている。
「絶対的な美の基準もないと思いますし、人によって何を求めるのかは違っていいのかなって」
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