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スタジアムDJのパトリック・ユウが語る、青木宣親は「アオキ〜!」か「エオキ〜!」か?

文春野球コラム ペナントレース2018

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青木宣親は「アオキー」なのか、「エオキー」なのか?

 今年から7年ぶりにスワローズに復帰した青木宣親選手。元メジャーリーガーとして、その実力はもちろん、チームの精神的支柱として、期待通りの活躍をしてくれています。彼の復帰が決まったとき、僕は青木選手にコールの仕方について尋ねました。

 僕が知りたかったのは、青木選手を呼ぶときに、「アオキ~!」がいいのか、アメリカ人が発音するように「エオキ~!」とコールした方がいいのかということでした。すると青木選手は、「パトさんに任せるよ。盛り上がる方でいいよ!」と言ってくれました。

 今季の神宮球場では、青木選手が打席に入るときにGLAYのTAKUROさんが作ったオリジナル登場曲が流れています。青木選手が打席に入り、曲が終わりに差しかかるタイミングを見計らって、僕は大声で「エオキ~!」と叫んでいます。開幕以来ずっと「アオキ~!」ではなく、「エオキ~!」と言い続けてきましたが、最近ではファンのみなさんの声もだいぶそろってきました。これからのシーズン後半も、もっとみんなで声を合わせて、青木選手を後押ししていきたいと思います。

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 その青木選手がメジャーでプレーしているときに、カンザスシティまで会いに行ったことがあるんです。新婚旅行で奥さんと一緒に。試合後、球場のチームラウンジに招待していただき、本人に会うこともできました。このときの青木選手は、とても清々しく充実した表情でした。お土産に持って行った東京ばな奈をめっちゃ喜んでくれたことを、今でもよく覚えています(笑)。

カンザスシティで青木宣親と再会した際のツーショット ©パトリック・ユウ

 このときは、「また青木選手の名前をコールできる日を楽しみにしていますからね」と伝えて帰りましたが、あれから4年、また神宮で青木選手の名前をコールできる喜びを今シーズン感じています。ぜひ、今シーズンだけではなく来年も、再来年も……、ずっとずっと、「エオキ~!」コールを続けたいと思っています。

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