全国のポーカー店180店舗で導入されるデジタル通貨「ウェブコイン」。しかし、加盟店でのトラブル事例もあり、業界内で物議を醸している。業界内では「法的にはグレー」と見る関係者も多いが、実際に法律上の問題はないのか。
IR法整備を専門とする弁護士の渡邉雅之氏は、「ウェブコインの“現金化”ができるのであれば、賭博罪に問われる可能性がある」と指摘する。
そして「週刊文春」は今回、闇業者によるウェブコインの“現金化”が行われている証拠である、闇業者とユーザーとのやりとりを入手した――。
日本国内でウェブコインを運営する「ポーカーギルド」に問うと、顧問弁護士の見解としてこう回答があった。
「ウェブコインが現⾦と同視される⾏為は違法ではないが、好ましくはないと考えることもできるので、弊社ではウェブコインの売買等を禁⽌している」
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、ウェブコイン現金化の証拠とこれに関する専門家の見解、現金化が可能な場合に生じ得る法的問題などについて詳報している。

