夜の六本木、とある雑居ビルに2人の姿が

 そんな球界を代表する大砲2人の強さと人気は夜の街でも独走状態だった。

 佐藤の一打から遡ること約24時間前の18日午後11時。2人の姿は東京港区六本木にあった。

 煌々と光るディスカウントショップのネオンのもとにまず現れたのは森下。マスクで口元を覆っていても、Tシャツの下の強打者の胸板は、隠しようもない。週刊文春では7月17日発売号で森下が、「俺、文春に狙われている」と周囲に話していると報じたが、この日の森下は全くの無警戒で雑居ビルの中へと消えた。

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雑居ビルに姿を現した森下 ©文藝春秋/撮影・前川浩一

 それから20分後、同じ雑居ビルの入り口の前にぴったりと付けられたタクシーから降りたのはサトテル。変装はメガネだけで、後輩である外野手の前川右京(22)とともにビルへと入っていった。

雑居ビルに姿を現した前川 ©文藝春秋/撮影・前川浩一

 果たして、このビルは一体――。

◇◇◇

 7月23日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および24日(木)発売の「週刊文春」では、いま日本で一番ノリに乗っている虎の3、4番コンビが過ごした「六本木の夜」の一部始終をスクープ写真とともに詳報する。2人と一緒に夜を過ごした女性の正体、そして午前4時に繰り広げられたホームラン級の出来事とは?

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