弁護士を通じて離婚の話し合いを

 実際、小誌取材班も8月、仕事を終えた谷口と平野がそれぞれ別のマンションに帰宅する様子を確認。2人が別居中なのは事実のようだ。A氏が続ける。

「その後、平野が離婚を提案し、谷口が承諾。現在はお互いに弁護士を通じて離婚に向けて話し合いが行われています。6月中旬から本格的に話し合いが行われ、当初は8月末までに離婚が成立する予定でしたが、今も弁護士同士のやりとりが続き、合意に至っていません」

©文藝春秋 撮影・上田康太郎

 お互い離婚し、新たなスタートを切ることについては前向きなものの、互いに譲れない一線があるという。

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「離婚の“原因”について双方納得していないのです。暴言や暴力をあびせ、離婚にまで至ったのは相手側に非があると双方が述べていて、それ以上先に協議が進まないのです」(同前)

互いがDV被害を主張

 谷口の知人が明かす。

「谷口は結婚してから彼女のために何が一番かを考えて、大好きなお酒も飲まなくなり、早く帰宅するようにしていた。長い付き合いですが暴力をふるう人ではありません。むしろ谷口は平野からのDVに悩まされていると聞きました」

谷口賢志のインスタグラムより

 また一方で、平野の知人はこう明かすのだ。

「『谷口さんからDV被害を受けている』と言っていた。タバコ、お酒をやめてくれないと嘆き、憔悴しきっている様子でした。8月9日には役所に離婚届を取りに行ったそうです。『やっと話し合いが進められる』と話していた」

 交際ゼロ日婚から3カ月あまりでの別居、DV離婚協議。あまりにスピーディーな展開だが、真実はどこにあるのか。8月末、仕事を終え1人帰路に就く平野を直撃した。