「皇室の型にはまらない個性が特徴でした」
先輩皇族として愛子さまをフォローする佳子さまだが、ご本人も「さりげなく」変化しているのではと指摘するのは、ファッション評論家の石原裕子氏だ。
「このところの装いを拝見すると、佳子さまが『愛子さま化』しているように感じられるんです」
石原氏が特に注目したのは、3月25日、ブラジル大統領夫妻を迎えて開かれた宮中晩餐会。この日の佳子さまは水色のセットアップをお召しになり、首元に真珠のステーションネックレス、耳元にはスウィングタイプのパールのイヤリングを着用された。
「これまでの佳子さまは、ウエストマークされたベルトやレースのワンピースを着用するほか、アクセサリーも真珠以外のものを多用するなど、ご自身のファッションセンスを重んじた、皇室の型にはまらない個性が特徴でした。晩餐会でもそういったお召し物かと思っていましたが、まるで愛子さまのような、伝統的な皇室の装いでした。愛子さまと共に公務に臨まれる機会が増えたことで、ファッションにおいて感化されるものがあったのかもしれません」(同前)
二人が並んでいるだけで、春が感じられるような装い
前出のつげ氏もお二人のファッションに響き合うものを感じていた。
「昨年11月、文化勲章受章者と文化功労者を皇居に招いた茶会では、愛子さまが白、佳子さまは赤のセットアップをお召しになられ、まるで『日の丸』を表現したかのよう。今年4月に開かれた春の園遊会では、愛子さまが清らかな水色の、佳子さまは鮮やかな若草色のお着物をお召しになり、二人が並んでいるだけで春が感じられるような装いでした。二人で装いを相談しているのかはわかりませんが、佳子さまも、愛子さまに合わせて服選びを楽しんでいるように感じます」
これからのお二人のファッションにも注目だ。
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