容疑者の地元を訪ねると…

 またしても明らかとなった、現役教員による性犯罪。古口容疑者とはどのような人物だったのか。

 栃木県那須塩原駅から車で約30分。山間に広がる長閑な田園風景を進むと、古口容疑者の生家が現れた。

 近隣住民が語る。

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「3人きょうだいの長男で、みんなからは『大ちゃん』と呼ばれていました。地元の小中を出て、高校は男子校の進学校に進みました。大人しい子で、子供の頃からトラブルも聞いたことがないんですよ」

古口大輔容疑者の中学校の卒業写真 Ⓒ文藝春秋

 別の近隣住民が続ける。

「お母さんは農家で、お父さんはもう定年退職したけど、長いことサラリーマン勤めでした。お父さんはマジメな人で、大輔君が教師になったのもお父さんの影響と聞いています。『学校の先生になってほしい』っていうのが、小さい頃からのお父さんの願いだったみたいだから。せっかく夢叶えたのに、なんてことを、ねえ……」

 県の教育委員会関係者が語る。

「古口は2015年以降、2つの県立工業高校に勤務。機械系の科目を教えていました。教鞭をとりながら、自らはまさにその技術を“悪用”し、自作カメラで生徒を餌食にしていた。生徒たちのショックは計り知れません」

 古口容疑者の父親の携帯を鳴らしたところ、本人であることは認めた上で、「もう電話かけてこないで下さい」と電話はすぐに切られてしまった。

 “盗撮教師”の闇は、いかにして広がっていったのか。

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