11月2日、社民党から離党する意向を記者会見で表明した副党首の新垣邦男氏(69)。新垣氏は同党唯一の衆院議員で、離党となれば社民党の衆院議席は0になる。福島瑞穂を党首とし、副党首には今年夏の参院選で当選したラサール石井が就任した新体制で何が起きているのか。じつは新垣氏の離党の動きを真っ先に報じていたのが「週刊文春」だった。毎週政治ニュースの裏側を報じている「THIS WEEK 政治」欄より、社民党に関する記事を中心にピックアップしてお届けする。
社民党・福島瑞穂の「独裁」ラサール石井の副党首就任で新垣邦男の離党騒動
「自民党総裁選で高市早苗氏が選出されたことに、内心、最もホッとしているのは彼女ではないか」 政治部記者がそう語るのは社民党の福島瑞穂党首(69)のことである。社民党が総裁選の「裏番組」として激しい党…

福島瑞穂党首が起死回生の手 ラサール効果で社民が残った
深夜どころか、もはや明け方だった。参院選の比例区に社民党が擁立したタレント、ラサール石井(69)の会見が始まったのは、投開票日翌日の7月21日午前4時過ぎ。「経済政策、消費税。やっぱり段階的に廃止に…

101歳で大往生 村山富市は「官邸一強」と「右傾化」を生んだ
自民、社会、新党さきがけの自社さ政権で首相を務めた村山富市元社会党委員長が10月17日、老衰で死去した。101歳の大往生。翌18日の各紙には「混迷期鎮めた人間力」(日経新聞)などとその人柄の良さを表…

小沢一郎またしても「離党構想」が急浮上!永田町で囁かれる「16年周期説」とは…
自公の連立解消で混沌とする中、立憲民主党の小沢一郎氏(83)が“沈黙”を破った。自民党総裁選で高市早苗氏が当選して以来、小沢氏のX(旧ツイッター)の投稿はノーベル賞受賞者への…

近藤昭一、逢坂誠二と「側近」を要職に 枝野幸男が立憲の人事で暗躍
立憲民主党の枝野幸男元代表(61)が、自民党総裁選に茶々を入れている。9月23日には大分での講演で「(総裁選は)さっさと終わらせて国会を開いて欲しい。早くして欲しい」と求めたと思えば、25日には石破…


