35億円に上る詐欺容疑で刑事告訴
一方の安田氏は、「ドン・キホーテ」の生みの親で、一代で年間売上2兆円の巨大企業を築いた小売界の帝王。安田氏は今年4月、ケン・チャン氏を詐欺容疑でパラオの司法省に刑事告訴し、受理された。被害総額は約35億円に上るという。
「犯罪が事実であれば由々しき事態」「当財団としても初耳の話」
夫の小泉氏は今年10月の自民党総裁選で決選投票で敗れたものの、滝川が将来のファーストレディ筆頭候補であることに疑いの余地はない。そんな滝川の“パートナー”にかけられた詐欺容疑。滝川は「週刊文春」の取材に、財団を通じて概ねこう回答した。
「ケン・チャン氏は現在、当財団の理事の立場にあり、理事会への参画を通じ活動に助言頂いております。当該犯罪が事実であれば由々しき事態と考えますが、当財団としても初耳の話で、事態の推移を見守りたいと思います」
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11月5日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および11月6日(木)発売の「週刊文春」では、安田氏が告発するケン・チャン氏の“詐欺容疑”の内実や、ケン・チャン氏が3時間にわたって「週刊文春」に語った“弁明”、ケン・チャン氏が明かした滝川への秘めた思いなどを詳報している。
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