11月30日、STARTO ENTERTAINMENTは、年内いっぱいで株式会社TOKIOとのエージェント契約を終えることを発表した。これで“元TOKIO”のメンバー3人は、“旧ジャニーズ事務所”と完全に縁が切れる形となった。

 その受け皿として新たに、松岡昌宏(48)が代表の新会社「MMsun」を立ち上げたのは10月のことだ。

2025年6月、舞台のリハーサル後、取材に応じる元TOKIOの松岡昌宏

自宅を離れた国分の家族、松岡は「将来のことを…」

「城島、国分と3人のなかでいちばん年下の松岡ですが、根っからの兄貴肌で頼りになる存在です。実は、国分の家族は今年の夏、避難するかのように自宅を離れました。そのときに子どもたちの今後のこと、通学や通園をいちばんに心配し、解決策を提案し続けたのは松岡とその知人でした。

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『とにかく子どもらに心の傷を残さないようにしよう』と熱心に国分夫妻に声をかけていた。“身から出た錆”とひどく落ち込む国分に、『それより将来のことを考えよう』と伝え続けていました」(レーベル関係者)

 STARTO社の発表から数日前にあたる11月26日。霞が関の司法記者クラブで深々と頭を下げたのが国分太一(51)。やつれた表情を浮かべ、黒のスーツに黒のネクタイ、黒縁メガネ姿を見せた弁護士同伴の会見は、実に168日ぶりの「公の場」だった。

憔悴した表情で会見に登場した国分太一 ©時事通信社

〈まず最初に、傷つけてしまった当事者の方に、直接ではなくこのような形になり大変恐縮ではありますが、心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください〉