「女性スタッフに下半身の写真を送った」などはアウトだが…

「女性スタッフに下半身の写真を送ったとか、ボディタッチをした、LINEで誘うようなメッセージを送ったとすれば、その彼の失態について、今時はまったくもってアウトなのは当然です。ですが報道にあるように、そのときに事情聴取をした弁護士らが、『事案の内容や関係者の特定に繋がることは(家族やTOKIOメンバーに話すことも)慎んでください』と要求したり、国分がスマホで録音していた会話のデータを消すように要求したというのは、大きなポイントでもありました」(前出・芸能デスク)

松岡昌宏 ©文藝春秋

国分は「答え合わせもできないままに…」

 会見で国分は、「答え合わせをしたい」と十数回にわたり切望した。突然の事情聴取に緊張・動揺し、冷静ではいられなかったと吐露したうえで、

〈日本テレビさんと対立する気持ちはありません。私の取ったどの行動がコンプライアンス違反とされたのか、答え合わせもできないままに自分自身を取り巻く環境変化の早さに心がついていかず、後悔、孤立、絶望とネガティブな感情に押しつぶされ、自らをコントロールすることが難しくなりました〉

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 と、これまでの胸中を明かした。

「国分がいちばん感極まっていたのは、TOKIOのメンバーに対する思いを口にしたときでしょう。涙ながらに『苦楽をともにした3人で作ってきた会社の廃業、TOKIO-BAの閉園、数日間ですべてを失いました。(城島と松岡からは)解散したけれどもメンバーはメンバー。ともに歩んでいこうと言われました。誇りに思います』と感謝の気持ちを話しました。30年以上いろんなトラブルを乗り越えてここまで来たリーダー・城島茂と松岡に対する素直な気持ちでしょう」(同前)

城島茂 ©文藝春秋

 国分の活動再開の目途は立たない。だが、ひとりの父親として再起するために今後も頼っていくのは元TOKIOのメンバーとなりそうだ。