「週刊文春」が報じた、大人気ライトノベル『薬屋のひとりごと』の芦田愛菜(21)主演による実写映画化。原作が累計発行部数4500万部を突破した超ヒット作だけに、ネット上ではさまざまな反応が上がっている。

芦田愛菜 ©時事通信社

 架空の中華風帝国・(リー)を舞台に、後宮で働く官女の主人公が薬学知識を駆使して事件を解決する物語で、芦田が演じる主人公・猫猫は、薬や毒の実験に自らの腕を使うほど好奇心旺盛なキャラクターだ。年間100冊を読破する芦田の読書家としての一面が役柄と重なる一方、薬の材料を前に興奮する場面など、今までにない表現にも注目が集まる。

「応援したい!」「あの世界観を実写で作り上げるのは相当力を入れないと…」

 Yahoo!ニュースのコメント欄では、期待と懸念が入り交じる反応が相次いだ。

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「芦田愛菜さんが猫猫なんですね。それならかなり寄せて演じてくれると思うのですがどうだろう?」「実写化は色々ハードルが高いけど、芦田愛菜さんなら応援したい!」「愛菜ちゃんがマッドサイエンティストみたいな表情や奇声を上げるキャラを演じるとは驚き」との芦田の演技力に期待する声がみられた。

 一方で漫画版、アニメ版も好評を集めているだけに、「そもそもアニメだから成り立っている部分も多々ある作品。無理やり実写化せずに、アニメで映画化の方がいいな」「『薬屋のひとりごと』の世界観を実写で作り上げるのは役者はもちろんのこと、演出や脚本も相当力を入れないと難しいだろうね」「決められた時間であの世界観と内容を再現できるか?」と、実写化そのものに懸念を示す意見も。

日向夏氏の原作小説『薬屋のひとりごと』(ヒーロー文庫)

 アニメ版への愛着から「アニメでは、(猫猫の声を)悠木碧さんが演じておられ、個人的には最高な組み合わせであったと思っています。かなりインパクトが確立されているため、実写版ではどう演出されるのか、期待と恐怖で複雑な心境です」と率直な思いも寄せられている。

「週刊文春 電子版」並びに12月4日(木)発売の「週刊文春」では、気になる壬氏(ジンシ)役の二世俳優や脇を固める大河ドラマ俳優の実名、脚本を手掛ける朝ドラ作家、芦田の学校の先輩女優が明かす秘話などについて、詳しく報じている。

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