デビュー20年のAKBの神々が紅白に帰ってくる。だが、絶対的エースは何やらワケありで、多忙な経営者はある計画を練り、神ならぬレジェンドは財テクに夢中。「週刊文春」だけが知るマル秘エピ。(全3回の1回目/続きを読む)
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紅白に出場する“伝説のメンバー”
「会いに行けるアイドル」として2005年に誕生したAKB48が、12月8日に20周年を迎える。
10年代に数々のミリオンヒットを飛ばし、社会現象を巻き起こしたAKB。中でも人気上位の前田敦子(34)、大島優子(37)、高橋みなみ(34)、板野友美(34)、小嶋陽菜(37)、篠田麻里子(39)、渡辺麻友(31)らは“神7”と崇められた。
「卒業後はそれぞれの道を歩んでいますが、12月4日から日本武道館で行われた20周年コンサートの最終日には、引退した渡辺を除く6人が久しぶりに集結しました」(スポーツ誌記者)
そして、今年のNHK紅白歌合戦にも出場。現役メンバーだけでなくOGから前田、大島、高橋、板野、小嶋、板野、そして峯岸みなみと指原莉乃が参加し、『ヘビーローテーション』、『フライングゲット』、『恋するフォーチュンクッキー』、『会いたかった』の4曲をメドレーで披露する。
「もうアイドルはやらない」と語っていたが…
コンサートと紅白に立て続けに参加し、20周年イヤーを盛り上げるレジェンドOG。だが、その中にはこの一連の20周年に関する活動を渋ったメンバーもいたという。
「絶対的エース・前田敦子です」(芸能関係者)
現在はドラマ、映画、舞台と幅広く活躍する前田。
「18年に俳優の勝地涼と結婚し一児を儲けたが、21年に離婚、シングルマザーに。同じ頃、13年所属した太田プロを退所してフリーに転身した」(芸能記者)
「週刊文春」は昨年、前田が中国の有名ネット番組の出演を狙ったものの企画が頓挫したという情報をフライングゲット。その際、前田は「以前より中国語も勉強していたので、今後中国に短期滞在等も考えております」と回答していたが、
「中国熱は冷めたようで、進出の予定はなさそう。今は息子のためにとにかく仕事がほしいと、役を選ばず女優の仕事を引き受けている」(前出・芸能関係者)
現在も舞台『飛び立つ前に』に出演する前田は、公演の合間を縫って20周年コンサートや紅白のリハ、本番に挑むことに。そのため、「舞台中の前田がピリピリすることをメンバーはよく知っているので、『あっちゃん、大丈夫かな?』と心配する声もあった」(前出・芸能関係者)という。
「前田は元AKBの肩書に縛られたくないとの思いから、『もうアイドルとして舞台に立つつもりはない』と周囲に語っていた。女優業が順調で多忙でもあり、今回も当初は出演に後ろ向きだったそうです」(同前)




