「あきらちゃ〜ん」

「かわいい!」

 支援者の歓声が飛ぶ。

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 前代未聞の“ラブホテル”が争点となった前橋市長選。出直した小川晶氏(43)がまさかの再選を果たした、その理由は……!?

再選が決まり、筆を持って笑顔の小川氏

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自民系候補に約1万票差で勝利

 昨年9月、男性秘書課長(当時)とのラブホ通いが発覚。地元の“奥さま探偵団”が尾行で突き止め、「NEWSポストセブン」が報じると、10回以上のラブホ利用を認めた。

「男女の関係はありません」「打合せだった」と説明したが、市議会で追及され11月下旬に辞職した。

「12月にはお相手の男性に停職6カ月の懲戒処分が下った。小川氏が出直し出馬を正式に表明したのはその8日後でした。同月末には男性が依願退職しています」(全国紙記者)

 1月12日の投開票日、投票締め切りの午後7時にすぐさまNHKが小川氏を「当選確実」と速報。投票率47%(前回比8ポイント弱増)の熱戦の結果、自民系が推す次点候補に約1万票差で競り勝った。

小川市長 ©︎文藝春秋

「日本中をお騒がせしてしまった」

 支援者を前に小川氏はそう述べ、万歳せずにダルマの目入れで大団円となった。

性的な質問を受け続けた選挙戦

 前橋で一体何が起きていたのか、小川氏の選挙戦を振り返ろう。

 まず辞職前から、「対話集会」を開催。

「少人数で入れ替え制。『私の軽率な行動で』と市民に直接釈明しました」(小川氏陣営関係者)

小川市長 ©︎文藝春秋

 次に、支援者が代表を務める地元ラジオ局が大規模集会を開催し、その模様を生中継。「本当に恥ずかしい」と述べながら、時に性的な質問も受け続けた。

「辞職後は辻立ちとお詫び行脚。街頭演説では聴衆とのツーショット撮影にも応じました。中高年男性から子育てママ、小中学生まで長蛇の列ができました」(前出・陣営関係者)

 マイク納めでは「人に助けられ……」と涙を浮かべた。