10代はそういう感じで、顔も体形もコンプレックスだらけで、人生で一番自己肯定感が低い時期でした。メイクを覚えて、かわいく撮れた自撮りで自信を少しだけ取り戻したり。かと思えば、仲の良い男友達に「笑顔がブス。笑わないほうがいい」と言われて、笑顔が苦手になってしまったり。メンタル的に不安定でした。

「細くなれればかわいくなれる」と思っていたけど…

 私、女性アイドルが好きなんです。かわいい女の子がすごく好きで、トレーニングを始めた頃は韓国アイドルの体形が目標でした。トレーニングをちゃんとしているからシュッとしなやかで、お尻もきゅっと上がっていて、でも細い。それに比べると私は後ろから見たときのお尻の幅があるほうなので、「大きい」と言われることもあって、それもコンプレックスでした。

 食事制限もしたけれど、人によって「合う体」が違うんですよね。自分の写真を見返してみると、食べないダイエットをしていたときの私って“バランスが悪い”んです。

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 頭のサイズの割に体が細くて、肩幅がなさすぎて顔が大きく見えるんですよね。実は私の顔のサイズだと肩幅はあったほうが良かったんだ……と。10代の頃はそういうことも知らず、ただ「細くなれればかわいくなれる」と思っていました。

一番良かったのは「筋トレ」

 ダイエットもメイクもファッションも色んなことを試して頑張ったけど、外見のコンプレックスは解消できませんでした。結局一番良かったのは20代で始めた筋トレです。私は、自分がもともと生まれ持っているものをそんなに好きにはなれなかったんです。でも、自分で筋肉を鍛えて作り上げた肉体は、自信が持てる。

カワイイ! ムキムキ!(写真:本人SNSより)

 そしてコンプレックスだった脚やお尻の大きさは、今やアピールポイントです。

 昔は父に似たこの下半身の筋肉のつき方が本当に嫌でしたが、今は父に足を向けて寝られないくらい感謝しています(笑)。

 筋トレをして、好きになれなかった自分の体も受け入れられるように……というか、もはや好きになれた部分のほうがたくさんある。自分自身を心から愛してあげられるようになりました。

次の記事に続く 「笑顔がブス。笑わないほうがいい」筋トレ6年で別人に…“何も継続できなかった”よわよわ少女が鬼メンタルの『ムキムキ美女』になるまで

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