現在大阪で開催中の大相撲三月場所で初の綱とりに挑む大関安青錦と、師匠で元関脇安美錦の安治川親方が、2時間以上にわたり対談した。
来日から約4年にして日本語も堪能な安青錦は、最近周囲から「親方に喋り方が似てきた」と言われることが増えたという。
「尊敬している人には、考え方も行動も似るようになるのかなぁ」
〈安青錦 自分で意識したことはないけれど、尊敬している人には、考え方も行動も似るようになるのかなぁと思います。
親方 自然に似ちゃうくらいによく喋ってるんだよな。今日も豆まきで一日じゅう一緒だったし、朝から晩まで一緒にいることもしょっちゅうだから〉
多忙な二人にとって、師弟水入らずで盃を交わす時間は何よりの息抜きだという。
〈親方 ことあるごとに一緒に食事したり飲んだりするけれど、最近はもう安青錦についていけないんですよ(笑)。こっちが楽しくなって飲み過ぎちゃう。師弟で飲んでも弟子が緊張するとか、自分が説教くさくなるとかは一切なくて、相撲の話をしながら楽しくなり過ぎて、この前も反省したばっかり。もし今後酔い過ぎてへべれけになって、師匠の私のほうが問題を起こしたら怖いなって(笑)。飲み方を少し変えようかなぁってね。
安青錦 自分も親方と飲む時は楽しくなってつい止まらなくなっちゃうんですよね〉
このほかに、「文藝春秋」4月号(3月10日発売)では、「ふたりが初めて会った日」「安青錦が勉強のために見ているという安治川親方の現役時代の一番」「ふたりが憧れる横綱千代の富士」などについて、全10ページにわたり熱く語り合っている(ウェブメディア「文藝春秋PLUS」では3月9日から先行公開)。


