「奥さんに話してないの?」

 松本氏は「週刊文春」第一報を受けた3月12日の衆院予算委員会で、野党議員の質問にこう答弁していた。

〈過去の段階におきまして、私自身、妻とは、家族とは既にいろいろと話をしておりまして、そして、妻からも大変大きな叱責を当時いただいた〉

 あくまで「過去の段階」に妻に打ち明けており、旧聞に属する話だと強調してみせたのだ。だが、A子さんの認識は異なるという。

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「3月3日、文春から直撃された直後に私にかかってきた電話の中で、彼は確かに“奥さんにはまだ話していない”という趣旨の話をしていた。まるで過去に話し合ったかのような言い方をしていますが、実際のところは文春から突きつけられて初めて、家族に明かしているはずです」

 A子さんによれば、この電話で「奥さんに話してないの?」と尋ねると、松本氏は、

「今の段階では(話していない)」

 と応じたという。

「勿論、昨年10月に彼からもう会えないという趣旨のメッセージを受け取るまでの間にも、奥様にバレたという話は一度も聞いていません。結局、彼から『妻に話した』と聞かされたのは、文春の直撃から2日後の3月5日のことでした」(A子さん)

 つまり、松本氏が妻から叱責を受けた「当時」というのは、答弁から僅か1週間前のことである可能性が極めて高いのだ。

「週刊文春」は松本氏の事務所に質問状を送付したが回答はなく、秘書の携帯を複数回鳴らしても応答はなかった。松本氏の選挙区(東京19区)の関係者は呆れる。

「3月下旬には支援者を永田町見学に招待する予定でしたが、キャンセルになった。地元では、特に子供を持つ保護者からの反発が強い。本人のポスターは、次々と高市早苗首相のものに替えられています」

 いつまで子供たちに醜態を晒すのか。

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